射精を我慢～セックスは俺にとって気持ちいいのか苦痛なのか～

「もううだめ・・・ごめん、許して」

「だめっ！　みこがイクまでだめっ」

正常位で結合して5分。あまりの締まりの良さに射精したくなる。ほかの女であれば10分くらいは軽く射精を我慢できるが、美子（みこ）の場合はそうはいかない。潤いが豊かな上に締めつけが凄いので、厳しい。おまけに美子はなかなかイッてくれない。美子は、どうやらイキにくい体質のようだ。挿入前にたっぷりと前戯したので、挿入後は楽に中イキできる計算なのだが、思い通りに行かない。その結果、俺は限界まで射精を我慢している。

「もうちょっとよ・・・がんばってね・・・ああううっ」

時計を見ると5分経過。

出そうになったのでピストンを止めたら。彼女に訪れた波もすっと引いていったようで、やや振り出しに戻る。

「止めないで・・・突いて突いて・・・強く突いて」

「そんなことしたら出ちゃうよ～」

「男なら我慢しなさいっ」

男だから我慢できないのだと言いたかったが、ここは男になるしかない。俺はゆっくりと抜き差ししながら、なるべく奥のほうにペニスを持って行き、子宮の奥壁にぶつけた。その感覚がまたいい。

「うう・・・・来たわ来たわ・・・ああんん！　イキそうよ」

その喘ぎが起こったとたん、ぎゅっと膣が締まる。やばいと一瞬思ってピストンを止めたが、すでに精子がすぐそこまで来ていて、俺は射精を我慢しきれなくなり、そのまま出してしまった。7分後のことだった。

「どうして・・・私まだイってないのよ・・・どうしてええ」

「クンニしてあげるよ」

「やだあ・・中イキしたかったのに・・・」

仕方なく2回戦目でリベンジを果たした。今度は11分持たせることができ、彼女もイクことができた。

1回目のセックスが鬼門だ。

男にとっては最初の射精が一番気持ちいいので、できれば彼女にも一緒にイってもらいたいところ。

明日また会うことになっているが、果たして頑張れるか。

セックスは俺にとって気持ちいいものなのか苦痛なことなのかわからない。