割り切りがフェラ割に、そして手コキ割に変更になったサプライズ

WU吉で割り切りしたいという女と会う約束をして駅前で待ち合わせた。そこからタクシーでラブホに直行する予定だった。

しかし待ち合わせ場所に来た彼女は浮かない顔。プロフには明るさが売りだと書いてあったのに不思議。様子がおかしい。

「どうしたの？」

「ごめんね・・・あのね・・・」

急に生理になったというのだ。正確なほうでないので、あと2日くらいは大丈夫だろうと思っていたら、今さっき出血があったとか。

「だからエッチはできないわ・・・フェラ割にしてくれる？　うんと安くするから」

生理の女とセックスする気にはなれないので、しかたなくフェラ割にすることにした。交渉の結果、ホ別の2千円で妥結。フェラ割にしては格安だと思う。

俺は2千円フェラ割で、その倍以上の費用のかかるラブホに行ってたまるかと、駅の多目的トイレで済ませることにした。彼女もそれでいいと言った。

午後2時という中途半端な時間だったし、駅に出入りする人も少なくて、特に問題なく（誰にも見られずに）多目的トイレに入ることができた。

「ごめんねぇ・・・ほんとに」

「いいよ・・・そのかわりゴムないから生でね」

「洗ってくれる？」

「もちろん」

俺はジッパーを下ろしてペニスを抜くと、亀頭部分を洗った。石鹸もついていたので、綺麗に洗えた。匂いも消えたと思う。

「お願い」

俺は便座に腰掛けると、彼女を促した。彼女は俺のまでひざまずき、洗ったばかりのペニスを銜えフェラを始めた。だんだんと大きくなってくる。気持ちがいい。俺は少し声を出した。しばらくいやらしいフェラ音が続く。

そのときだった。

トイレをノックする音が聞こえたのだ。

「なんで・・・使用中なのに」

すると彼女もペニスから口を離す。

「緊急の人なんじゃない・・・身障者だったらやばいよ」

ノックが続く。

「やばばば・・・」

「早くしてよ・・」

「ごめんね、手コキでやるわ」

彼女は勃起ペニスを鷲掴みにすると、勢いよく手コキを始めた。なかなかのテクニックで、いささか不本意だったが、そのまま射精してしまった。終わると、急いでペニスをしまい、外に飛び出た。

待っていたのはおばあさんだった。おばあさんは中から男女が出てきたことなど気にもせず「うんこ・・・うんこ」と足をバタバタさせながら「開く」ボタンを何度も押した。気の毒になったのか、彼女が「閉じる」ボタンを押してあげた。

割り切りがフェラ割になり、最後は手コキになった。

結果的には2千円で手コキしてもらったことになる。

ところで彼女はまた会う約束をしてくれた。割り切りでなく、普通に会ってくれるらしい。サプライズが立て続けに起こった中で、芽生えたものがあった。

次回はただマンだ。